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生成aiで作ったショート動画を投稿しているチャンネル。2000年代初頭の雰囲気があって好き。


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イナクロ怪集部が運営する怪談・都市伝説・オカルト情報サイト。怖い話の投稿・閲覧や、オカルトファイルが楽しめます。

生成aiで作ったショート動画を投稿しているチャンネル。2000年代初頭の雰囲気があって好き。
――今おれは鏡を前にして、この言葉を吹き込んでいる ありふれた言葉から始めようか。 アンタがこの音声を聞いている時、おれはもうこの世にはいない。つまりこれはおれの遺言だが、まぁ安心してくれ。アンタがこの音声を聞いたところで、呪われるなんてことにはならない。少なくともおれにその意思はない。 じゃあ何でこの言葉を遺したのかって話だが、それはただ単に、なぜおれが死を選ぶに至ったか、その顛末を誰かに聞いて欲しかっただけだ。じゃないとおれの人生はあまりにも惨めすぎる。 かつてのおれはそこそこ名の通った芸人のコンビを組んでいた。時代の風雲児だと持て囃され、お笑いの賞レースを総ナメにし、今思い返してみても当時のおれは分かりやすく調子に乗っていた。 その果ての酒席での暴力沙汰。 幸い事務所の尽力もあって大事にはならなかったが、当然のことながらおれは謹慎を言い渡された。だが傲慢だったおれにはその当然が理解できない。だからおれは事務所に退所届を叩きつけた。 相方はもうおれを止めなかった。それまでもアイツはおれの言動を事あるごとに窘めてきたが、とうとう愛想が尽きたらしい。おれの決断を打ち明けた時の、アイツの冷めきった瞳が忘れられない。こうしておれたちはコンビを解散した。 解散して此の方、着実に仕事を増やしていく元相方を尻目に、仕事の回って来ないおれは自堕落にやり過ごす日々。本当なら汗水垂らして営業をかけなければいけないが、中途半端なプライドがそれを許さない。 それではと慣れないネット配信に手を出しては、落ちぶれたおれの現状を嘲笑うコメントにキレ散らかして、ネットの片隅に記事が載る程度が関の山。それすら次第に飽きられて、今ではもう誰もおれに見向きもしない。 そうしてようやくおれは悟る。 なんてことはない。事務所の権力やコンビの看板を下ろした後、おれの手には何も残っていなかった。空っぽ器に肥大した自我を張り付けただけの、張り子の道化者。 おれは誰からも必要とされていなかった。 そんな時だ。やさぐれたおれの現状を見かねて、かつて番組を一緒にやっていたプロデューサーが声をかけてきたのは。こちらとしても、もはや仕事を選んでいる場合ではない。心機一転。芸人人生を新たに始める意気込みで、収録に臨んだのだった。 番組はオカルト特番だった。構成自体はありふれたもので、タレントによる心霊スポット訪問のVTRを見てリアクションを取ったり、スタジオに呼んだ怪談師の話を聞いて怖がってみせたり。 その番組が用意したコーナーの一つに、曰く付きの物品、いわゆる「呪物」をスタジオで披露するというものがあった。仮面や人形、写真など、いかにもそれらしい呪物が次から次へと登場し、MCのおどろおどろしい由来の説明も相まって、スタジオの空気も徐々に冷え込んでいく。 そんな中登場したのが「ジャックの鏡」と呼ばれる姿見だった。紫の布に覆われたそれは大人の全身が映し出せるほどの大きさで、MC曰く、ジャック何某という詩人だか芸術家が、自分の胸に銃弾を撃ち込むその瞬間、心臓に向けた銃口がズレないように引き金を引く間際までじっと見つめていた鏡という。その鏡は、鏡面の前に立つ人物の真実の姿を映し出すという触れ込みだった。 そしておれはその鏡の前に立つことに。呪いや心霊などオカルト的現象をおれは一切信じていなかったが、芸人として岐路に立っている現在、果たして鏡にどんな姿が映るのか期待している自分もいた。そしていざ番組アシスタントの女性が覆いを素早く外すと―― 鏡に映るのは、今まさにおれがいるこの収録スタジオ。雰囲気を盛り上げるけばけばしい色彩のセットに、降り注ぐ原色のライト。並べられたテーブルや椅子。居並ぶ出演者たち。何の変哲もない見慣れた収録風景。 だがそこに、おれの姿だけが映らない。 透明という言葉が相応しい。セット。出演者。他の一切は映し出されるのに、自分の存在だけがキレイなまでにそこにいない。本来であればおれの体が邪魔して映らないはずの、背後のアイドルの笑顔が鏡に揺れている。 何の冗談だ!?焦ってセット袖のスタッフに目をやるが、素知らぬ顔で進行表を確認している。静まり返るスタジオ。ドッキリを疑ってみるが、待てどもネタバラシの気配はなく、だとすれば、これは本物の……?ということは、そんな、まさか。この空虚がおれの真実の―― ふと名前を呼ばれ振り向けば、おれの沈黙を不自然そうに見つめる出演者たち。そこでようやく我に返り、その場は何とか取り繕うことができたが、内心の焦燥は治まらない。自席に戻っても鏡に映った景色が、そして映らなかった自分の姿が、脳裏に焼き付いて離れない。結局気もそぞろのまま収録は終わってしまった。 収録後、番組スタッフにそれとなく仕込みを尋ねてみるが、どうやら心当たりはないらしい。また鏡の入手元を聞いても、誰がスタジオに持ち込んだのか判然としない。結局自分の姿が映らなかった理由は分からずじまいで、仕方がない、あれは久しぶりの収録による疲れから来る幻覚だと言い聞かせ、その日は帰宅後酒の力を借りて早く寝た。 だが翌朝、おれは自宅洗面所の鏡を見て、悲鳴を上げることになる。鏡には昨日同様、自分の姿だけが映し出されていなかった。 そしてそれ以来、おれの姿はどんな鏡にも映らない。 いつしかおれは鏡を見るという行為自体に深い恐怖を覚えるようになった。鏡だけではない。街中のショーウインドーやパソコンのモニター。自分の姿が映るはずの、だが映らない一切の鏡面がおれを苛み続ける。まるでおれなど、端からこの世に存在しないように。 こうしておれはおれ自身を失った。おれはもう疲れてしまった。だからおれは、この倦怠に終止符を打つことにした。だってこの世界におれ自身がいないならば、生きている意味なんてないだろう? これが事の顛末、おれが死を決断した理由だ。別に信じてもらわなくて構わない。この言葉は、この世に存在しない男からの、末期のジョークと受け取って欲しい。 今おれは鏡を前にして、この言葉を吹き込んでいる。 ――・――・―― 以上が、芸人 堺永佑のスマホに残されていた音声データである。彼の遺体は某月某日、連絡が取れないことを心配した彼の元相方によって、彼の自宅にて発見された。 その死に様は異様だった。 まず部屋の窓は新聞紙やダンボールなどで隙間なく目張りが施され、テレビやパソコンのディスプレイは包装紙でぐるぐる巻き。室内の鏡という鏡は割り尽くされ、姿を映すものは一切ない。 何より異様だったのが、命を絶ったその方法。彼はその顔面を、自ら鏡に打ち付けて亡くなっていたそうだ。皮膚は破れ肉は裂け、骨が剥き出しになってもなお、何度も何度も。発見時、彼の崩れた顔面では身元を判別できなかったという。 実際に彼の言葉が真実かどうか、彼が亡くなった今、確かめる術はない。それでもふと考えてしまう。死の間際、彼は鏡に何を見たのか。鏡に映らない自身を透かして、その向こうに一体どんな真実を捉えたのかと。

海で生活するサバイバルゲーム。 「海で生活」と言うと安全で綺麗な場所を想像すると思います。ですが自分は思います、このゲームはホラゲーだなと。怪物達が巣食う海。ジャンプスケアやオカルトとは違う恐怖が襲ってくるので自分はとても大好きです。

夕方頃、帰り道の出来事。 少し前を歩いていた人が唐突に立ち止まってスマホで写真を撮って、撮ったそれを確認する様子もなくまたすぐ歩いていった。 何かあるのかなと思ってそこを見てみるも何もなく。 同じように自分もそこを撮ってみたけれど、私のフォルダに意味不明な画像がひとつ増えることになった。 何だったのだろう。

立川市、精神科救急病棟の最奥。 そこは、外部の音を完全に遮断するために設計された無響室であり、微かな空気の振動さえも吸い込まれてしまう死の静寂が支配していた。 私はその真っ白な部屋の真ん中で、重度のクロノメントロフォビアを患う男と対峙していた。 部屋には時計どころか、時間を示唆するものは一切存在しない。 しかし、壁の低い位置には、獣が暴れたような、あるいは血が滲んだまま乾いたような深い爪痕が無数に刻まれている。 男は床に蹲り、自分の胸をかき抱くようにして、絞り出すような声で話し始めた。 筆者:……気分はどうですか。少しは落ち着きましたか。 患者:……ま、ま、窓を、あ、あ、開けても、な、な、波の音すら、き、き、規則正しく聞こえるんです。む、む、無理なんです。 筆者:以前、発症のきっかけは耳の違和感からだったと伺いました。詳しく教えていただけますか。 患者:……は、は、初めは、た、た、ただの風邪でした。耳が詰まった感じがして、じ、じ、自分の心臓の音が、ドクン、ドクンって、頭の中で響き始めたんです。耳管開放症とかいう、あ、あ、ありふれた病気のはずでした。 筆者:その音に、いつから異変を感じたのですか。 患者:……あ、あ、ある夜です。寝ようと思って布団に入ったら、ドクン、という生々しい血の音が、急に、カ、カ、カチッという硬い音に変わったんです。冷たい、き、き、金属が噛み合うような音に。 筆者:それは、実際の時計の音ではなく、あなたの内側から聞こえていた。 患者:……そ、そ、そうです。そ、そ、それからが地獄でした。僕の心臓が刻む、い、い、一秒と、部屋にある目覚まし時計の、い、い、一秒が、ほ、ほ、ほんの少しだけズレていることに気づいてしまった。 筆者:ズレ、ですか。 患者:……に、に、人間の心臓は不規則です。でも、僕の心臓は、こ、こ、完璧な一秒を刻もうとし始めた。時計の音と僕の心音が重なる瞬間に、あ、あ、頭の中に火花が散るような激痛が走るんです。だから、わ、わ、僕は家中の時計を壊した。電池を抜き、針を折り、金槌で粉々に砕いた。 筆者:それで、音は止まったのですか。 患者:……い、い、いいえ。時計を消せば消すほど、せ、せ、世界が時計になっていった。す、す、水道の水滴も、ひ、ひ、人の足音も、ぜ、ぜ、全部が僕の心臓と、お、お、同じリズムで鳴り出したんです。雨が降れば、数千の雨粒が、一、一、一斉に一秒を刻む。そ、そ、空気が震える音まで、カ、カ、カチッと。 筆者:壁の傷は、その音から逃れるためのものですね。 患者:……ふ、ふ、不規則な、ぐ、ぐ、めちゃくちゃな音を立てたかった。つ、つ、爪が剥がれる音なら、肉が裂ける音なら、と、と、時計を殺せると思ったんです。あ、あ、あのリズムを、わ、わ、割りたかった。 筆者:……しかし、それも上手くいかなかった。 患者:……こ、こ、この部屋の、な、な、中まで、き、き、聞こえるんです。せ、せ、世界の、び、び、秒針が。 取材を終え、重い扉を抜けて廊下に出ると、担当医が沈痛な面持ちで立っていた。 あの壁の凄惨な傷は、患者が自らの爪を剥ぎ取りながら刻み続けたものだという。 不規則な苦痛の叫びを上げることで、世界が強制する一秒というグリッドから脱出しようとしたのだ。 しかし、結果は残酷だった。 医者が記録映像を見せてくれたが、彼が激痛に悶え、壁を掻き毟るその手の動きは、いつしかメトロノームのように正確な周期に収束していた。 彼が肉を裂く音さえも、今や原子時計を超える精度で一秒を刻んでいる。 もはや彼は、生きた人間ではなく、肉を被っただけの精密な計時装置に成り果てたのではないか。 三日後の深夜。私は自宅の書斎で、取材内容を書き起こすためにボイスレコーダーを再生した。 部屋を暗くし、ヘッドフォンを深く被る。 スピーカーから、男の湿った、震えるような吃音が漏れ出した。 ……ま、ま、窓を。 その最初の「ま」という音が発せられた瞬間、私は心臓を掴まれたような衝撃を覚えた。 左腕の腕時計。その秒針が跳ねる音と、男の声の立ち上がりが、一ミリの狂いもなく重なっていた。 ……あ、あ、開けても。 次の吃音も、その次の吃音も。 秒針が「一秒」を刻むその一点に、すべての発声が吸い込まれるように同期している。 私は恐怖に駆られ、一時停止ボタンを押そうとした。 だが、その時、ヘッドフォンの奥から聞こえてきた「音」に、私は指を止めた。 男が沈黙している、言葉と言葉の間の空白。 そこには、録音時には存在しなかったはずの音が、びっしりと詰め込まれていた。 カ、カ、カ、カ……。 それはレコーダーが拾った背景雑音ではなかった。 録音中の私の呼吸音、無意識に机を指で叩く音、衣擦れの音、そして、遠くで鳴っていたはずの深夜の街の喧騒。 それらすべてが、まるで誰かに指揮されているかのように、一秒の周期に沿って整列させられている。 私はヘッドフォンを脱ぎ捨てた。 だが、音は止まらなかった。 カチッ。 部屋の隅に置かれた観葉植物が、乾燥で小さく弾ける音。 カチッ。 冷蔵庫のコンプレッサーが鳴る音。 カチッ。 私の唾を飲み込む音。 私は自分の左胸に手を当てた。 そこには、もはやドクン、ドクンという温かい肉の鼓動はなかった。 代わりに、冷たく重厚な真鍮の歯車が、一秒ごとに噛み合う硬質な衝撃が伝わってきた。 カチッ。カチッ。カチッ。 私の体内のすべての細胞が、世界という名の巨大なクロック信号に同期していく。 不規則なノイズを立てようと叫んでみたが、その叫び声さえも、一秒ごとに区切られた断続的な音の塊として、正確なリズムを刻んで響いた。 窓の外を見れば、街灯の明滅も、風に揺れる街路樹の葉も、すべてが私の心音と重なり、巨大な一つの時計を構成している。 一秒。 その一秒の壁を越えて、次の瞬間に進むことしか許されない。 逃げ場はない。 私は、そしてこの世界は、ただ一方向へと、正確な速度で磨り潰されていく。 次の一秒が、また私を削り取っていった。
良き人生とは、失敗から学ぶ余裕が持てる人生だ。 内科医をしている知人によると、座学で最も時間をかけたのは禁忌薬剤の項目。実習では問診ミスのパターンを叩き込まれたという。 今、実務にあたっていてミスが無いとは言わないが、それはそれで、少なくとも失敗のケアと再発防止のやり方は学べる。 「失敗を無かったことにして、学べるチャンスをフイにすることが一番まずい」と、彼女は語っていた。 ただの一個人の人生観ではあるが、そこまで見当違いではないと思う。 あの話は、もう1年前か。 熊害がひどかった時期に、宮城県への帰省ついでに現地のハンターと話す機会があった。 すでに現役を退かれた方で、罠や銃の扱いについて(大半は愚痴交じりであったが)楽しく伺うことが出来た。 彼は主に、シカ撃ちをやられていたそうだ。 死骸から湧くダニの処分法や、うまく剥ぎ取れた枝肉の相場、獣が虫落としに使うヌタ塲の見つけ方などを実体験交じりに話す姿は、今も銃を握れば百戦錬磨といった具合でじつに頼もしいものだった。 その彼いわく、クマだけは仕損じてはいけないという。 撃たれたとき、シカは逃げる。イノシシは向かってくる。 だがクマは違う。 彼らはじっと観察し、そして学ぶ。ヒトの出方を窺うようになり、こちらを狩ってくる。 撃たないだけならまだいい。犠牲者は彼らの目の前に立った哀れなひとりで済む。 一番いけないのは、彼らに学ぶ機会を与えることだ。 ところで、ハンターたちには異様に多くのしきたりがある。 山を清め、人のにおいを消し、枝を折り曲げて作った簡単なささげものを残す――というような。 それらの儀式は一見、ナンセンスだ。 しかしナンセンスであることこそが肝要なのだ。 あれらを守るハンターは消えつつあるが、本来は山の獣にヒトの所業を学ばせないための戦略だった。まだ人知が自然に対抗できぬ時代は、ああやって狩りの中に必要なこと、不必要なことを無作為に混ぜ込むことで、山から狩人を守っていたのだ……と。 では、学んでしまった獣はどうなるか。 彼はひとつ恐ろしい経験を語ってくれた。 平成不況の時分、夢破れて宮城県に戻ってきた男がいた。 周りは初めこそ歓迎したが、関東平野での数年の生活は、ひとりの男を異邦人に変えるには十分だった。 けっきょく彼は地元にもなじめず、どうにか見つけた印刷所での仕事もすぐに辞めてしまった。 行き場を失った彼は、畑から作物を失敬するようになった。 周囲の農家は見て見ぬふりをしていた。 気難しい男と事を構えるくらいなら、数株の野菜を犠牲にする方がマシだ。エスカレートするなら警察を呼べばいい。 男も後ろめたさがあったのか、だんだんと畑荒らしを野生動物の仕業に見せかけるようになった。 しかしなにぶん持たざる男だ。道具で工夫することも出来ず、彼のやろうとした偽装とやらも、泥まみれの生の野菜をかじり残したり、裸足のつま先でクマの足跡を地面に描く程度の可愛いものだった。 身ひとつで惨めなことをするうちに、彼は土くれと切創からの血でさらに汚れていった。 そんなあるときハンターが「クマのようなもの」を撃ったと言った。 いつもは隣町で罠猟をしている人物だったが、その日は山狩りの応援に来ていて、背後からの物音に思わず撃ってしまったのだとか。 撃たれたものは2メートルに足らない程度の背丈だった。泥と血のにおいに混じって、融けた髪の毛の悍ましい臭いがしたという。 そいつが逃げて行った血だまりには食いさしの野菜が落ちていた。 町内の皆が、同じことを連想した。みんな、何も言わなかった。 ただ、「そのままくたばればいいな」と内心願っただけだった。 その日から、畑は荒らされなくなった。 代わりに山合いの道路で、「クマのようなもの」の目撃情報が増えた。 牙ののぞく口吻や後ろに撫でつけられた耳など、特徴は紛れもなくクマなのだが、目撃者は口をそろえてクマではなかったと語る。 クマはあんなに四肢を地面に垂らしていない。クマはあんなにこちらを見つめない。 ハンターたちは一笑に付した。 言われた特徴は、紛れもなくクマのものだった。クマは四つ足で、疑り深い。何も知らない東京者がパニックになっているだけだ、と。 だがそれも、農家の人間が「クマのようなもの」に畑を荒らされたと通報するまでの話だった。 件の獣は四つ足だが、手足はひどく細かった。裂けた唇を突き出して作った口吻の奥底に割れた歯がずらりと並び、血走った目は窪んだ眼窩から今にも外れて落ちそうになっていた。 人間ではない。ヒトは毛皮に覆われていない。クマでもない。クマはあんなに歪な獣ではない。 そいつは猟場にもたびたび現れだした。 罠にかかった獲物を食いちぎり、ひと握りの泥をあちこちの木々にこすりつけ、さらには山狩りのさなかにクマのような吼え声をあげることもあった。 民家の飼い犬たちは夜ごとに吠えだした。あるハンターは、山からの視線を感じるようになったといった。 次第に他の獣たちも神経質になり、縄張りも毎日のように変わった。まるで山全体がおかしくなったようだった。 そういうわけで、今の山はすっかり違う場所になってしまった。 本来はソトから恵みを頂戴する立場だった人間も、侵略する敵として山に組み込まれてしまったのかもしれない。「クマのようなもの」が変えたあらゆる生態系が人間に不利に働いていた。 もはや山は人間の敵となり、こちらの喉笛に噛みつく機会をじっと窺っている。山に殺される前に、例のハンターも引退することにしたそうだ。 あの「クマのようなもの」が、山で撃たれた男だったとは思わない。 我々が見て見ぬふりをするあいだ、山はせっせとヒトの仕草を学んでいた。クマのフリをするヒトがいるなら、ヒトのフリをする獣がいても不思議ではない。 最近の熊害だが、あれも山が人間を学びすぎた結果なのだ、とハンターは語っていた。 ヒトであれば、人里で歩くのが当たり前なのだから。
YouTubeのおすすめ欄に妙な動画があって、ついにオカルトチャンネルばかり見てたからおすすめがアナログホラーだらけになったかなって思ったんですよ。 興味本位で動画をタップしたらVHS風の何かの注意事項が流れてきてビビってたら次の瞬間「Fazbear Entertainment」ってロゴが出てきて察しました。 これいつもチェックしてるFNAFの解説チャンネルの動画だわ、と。 というビビって損した話でした。
Obeliskシリーズすごい好き。雰囲気が良すぎるわ https://youtube.com/playlist?list=PLSp4zIz30crjHs6qtvVvp5GedRUq3IhFu&si=qfNPJssitaldsyLQ


実際の映像はこのURLから見れるよ。 https://www.dvidshub.net/video/992262/pr-013-unresolved-uap-report-europe-2022 https://www.dvidshub.net/video/988673/pr-016-resolved-birds-europe-2023

アメリカの戦争省がPURSUEと呼ばれる、いわゆるUFO(未確認飛行物体)とUAO(異常気象現象)についての機密文書を公式サイトで解禁しました。 https://www.war.gov/UFO/

割と最近の話です。 家から数駅離れた少し田舎の場所に、いわく付きの踏切があることを知りました。 自分は昔から見える、感じる側の人間だったので、仲間内から見に行ってみて欲しいという風に情報が回ってきました。 まぁそういうのは嫌いではなかったし、嫌な感じもそんなにしなかったので、出向いてみることにしました。 曰く、夜中に電車も来ないのに延々と踏切が鳴っているだとか、人が乗っているのに電気が付いていない電車が通るだとか、そういう在り来りな話でした。 ある程度の用意をして、0時を回った頃に一人で車に乗って家を出ました。 教えてもらった場所の近くに車を止め、件の踏切まで歩いて向かいます。 結論から言うとそこに踏切はあったのですが、自分が行った時は特に異変はありませんでした。 確かに少しそういう場所独特の雰囲気はありましたが、それ以外は特に無し。 20分ほど滞在しましたが流石に収穫が無さそうなので、「何も無いな」「そうだね」「そろそろ帰るか」「うん、またね」なんて会話をして解散。車に戻ってそのまま帰宅しました。 帰りの車の中で気付きましたが、あんまりつついて蛇を出しても嫌なので、友人には特に何も無かったと報告しておきました。 その日は雨は降っていませんでした。

かつて、怨霊がとりついているとしか思えないような潜水艦がドイツ軍に存在していた。本来であれば敵艦を沈めるための軍事潜水艦であるはずが、なぜか味方の方に次々と不幸をもたらす。初めのうちは偶然に事故が続いただけだと思われていたが、そうではない出来事もやがて起こり始める。 ## ▼建設段階でも相次ぐ事故 1916年、第一次世界大戦の真っただ中のこの年、ベルギーのブルージュの造船所は、24隻の新型の潜水艦を作っていた。これらは完成後にはドイツ軍に引き渡され、イギリスやアイルランド沿岸での戦闘に使われる予定だった。 この中に、後に「呪われた潜水艦」と異名をとる「U65」号がいた。もっとも「U65」とは完成してから命名されたわけだが、U65はこの、新しく作られている24隻のうちの1隻だった。士官3人を含めて34人乗りの潜水艦である。 U65は建設段階の時から不慮の事故を巻き起こしていく。 ある日、造船所の中で、U65に取りつけるための大きな鉄骨をクレーンで動かしていたところ、突然チェーンから鉄骨がはずれて下に落下した。 ちょうど下には2人の作業員が雑談をしており、鉄骨は2人を直撃した。1人は即死、もう1人は両脚が下敷きになり、両脚をつぶされた。彼の脚から鉄骨を取り除こうにも滑車の装置が壊れており、救出するまでに1時間かかった。その後すぐに病院に運びこまれたが結局助からなかった。 そして半月後、U65は完成した。ある日、進水式を間近に控え、3人の作業員がディーゼルの再点検のために機関室に入っていった。だがしばらくして、機関室の中から彼らの助けを呼ぶ声が聞こえてきた。 隔壁の扉が動かなくなって閉じ込められてしまったのだ。周りにいた作業員たちが駆けつけ、扉を必死になってこじ開ける。その間にも中から助けを呼ぶ声はどんどんと小さくなっていった。 やっと扉が開いた時、閉じ込められていた3人は有毒ガスで死亡していた。だいたい扉が動かなくなった原因も不明だったが、どこから有毒ガスが漏れたのかも不明だった。 ## ▼潜水テスト 数日後、U65はいよいよ潜水デビューとして潜水テストを行うこととなった。スケルト川の河口を出航し、初めて海中に潜る。 船長は出航前にハッチがしっかりと閉じているかどうかを始めとして、ある水夫に最後の点検を命じた。しかしここでまた事件が起きた。 点検を命じられた水夫は普通に甲板を歩いて、そのまま海の上まで歩こうとするかのようにストンと海に転落してしまったのだ。すぐに救助が行われたが、彼は見つからなかった。 直前に転落事故があったものの、事故は事故として、引き続きU65の潜水テストは開始された。スケルト川の河口を出航した後、徐々に海中に沈み始め、深さが9メートルに達したところで船長が停止命令を出した。 だが、ここでまたアクシデント発生である。この深さで潜水艦を停止させようにも止まらないのだ。乗組員たちの操縦に反してそのままどんどんと沈み続ける。そして海底まで達し、その場から動かなくなってしまった。浮上はもちろん前にも動かせない。 タンクの一つに亀裂が入ったようだった。排水のために圧縮空気を送り続けたが事態は何も変わらない。そのうち艦内には蒸気が立ち込め、全員が息苦しくなってきた。 なす術のないまま12時間が経過した。全員が絶望し、死を覚悟していたその時、突然潜水艦が上昇し始めた。原因は分からないが、とにかくこのまま海上まで浮上することに成功した。 すぐにハッチを開けて外の空気を吸う。幸いにも死者は出なかったが、あのまま沈みっぱなしだったら確実に全員死んでいたところだった。 事故続きではあったがとにかく潜水艦U65は潜水テストを終了した。この後ドックへ入り、修理と整備を終えた後、初の任務につくことになる。 ## ▼初の任務 丹念に整備点検が行われ、ドックからも「完全に大丈夫」という保証つきで、U65は再び出航した。初の任務は決められたコースをまわるパトロールである。前回、海底に沈んだ事故を経験し、建造段階でも死者の出ていることを知っている乗組員たちは、恐怖心を抑えながらこの艦に乗り込んでいった。 しかし初の任務はうまくいった。コースをまわり、U65は無事ブルージュの港へと帰ってきた。ここで食料と弾薬、魚雷を積み込み、再び出航する。だが、まさに出航しようとしていたその矢先、今度は積み込んでいた魚雷が突然爆発した。 艦内と甲板で5人の死者が出る事故だった。 「積んでいた魚雷が爆発するなんて、この艦は絶対呪われている。」乗組員たちは口々に噂しあった。 この事故の犠牲者の1人に二等航海士で「シュワルツ」という男がいた。シュワルツを含む5人の葬儀が行なわれ、U65はまたもや修理のためにドックへと入った。 ## ▼最後に乗り込んだ男 しばらくしてU65の修理は完了した。またこの艦に乗ることになる。乗組員たちも大半は恐怖に怯えていた。次の出航の日も決まり、その数日前、乗組員たちは修理の完了したU65に改めて全員集合させられた。これより点呼を行う。 前回の事故で死亡した5人に代わって、新たに5人のメンバーが加わった。総数はこれまで通り31人となる。 全員が次々とタラップを昇っていく姿を指揮官が横で見ながら数を確認する。 「29、30、31、・・・・32?」 1人多い。最後に昇っていったその男は指揮官にも見覚えがある男だった。あれはまぎれもなく先日の魚雷事故の時に死んだはずのシュワルツだった。 「そんなバカな!」指揮官は目を疑った。 「いや、そんなことがあるはずがない。見間違い、数え間違いだ。」そう思うことで指揮官は自分の心を納得させた。 その後、艦長と新任の乗組員たちが士官室にいた時、士官室のドアが突然開けられて、1人の二等航海士が飛び込んで来た。 「か、艦長!」 ノックもせずにドアを開けたことにムッときた艦長は 「上官への礼儀はどうした!」と怒鳴り返した。 「す、すいません!今、たった今ですが、この間の事故で死んだシュワルツを見ました。彼がこの艦に乗り込んでいました!」 「そんなバカなことがあるはずがない。誰かをシュワルツと見間違えただけじゃないのか!」 「いや、確かにシュワルツでした。水夫のペーターゼンも見ています。間違いありません!」 「ではペーターゼンにも話を聞こう。彼にここに来るように言ってくれ。」 「それがペーターゼンはショックのあまり、甲板で腰を抜かして震えておりまして・・。」 艦長が甲板に昇って震えているペーターゼンに話を聞くと、 「あのシュワルツが確かに甲板を歩いて、へさきの方まで行ってそこでじっと海を見つめていました。間違いなくシュワルツです。でも瞬(まばた)きした瞬間に消えていたのです。」 とパニック状態になっている。 誰かのイタズラではないかと艦長は全員に問い正したが、誰もそんなことをする理由はない。 元々事故続きの呪われた艦として恐怖心を抱いていたペーターゼンは、このシュワルツを見たことが決定的となり、「呪われた船に乗るくらいなら逃げる。」と言い残して行方をくらませてしまった。 ## ▼現れるシュワルツ 奇怪な出来事や不慮の事故といっても毎日起こっているわけではない。軍部は全てを偶然の事故と考え、乗組員たちの噂も全く無視し、U65に通常通りの任務を与え、人を配置した。 U65は1917年の末までに敵艦を何隻も沈め、イギリス海峡のパトロールの任務もきちんと果たしていた。しかし乗組員たちの恐怖心は一向に収まることはない。 ある航海士が、またもや甲板を歩いてへさきまで行き、そこで消えてしまった人間を見た。仲間に話すとそれは絶対シュワルツだと言われた。 艦長にも報告したが、「錯覚だ。何かの見間違いだ。怖いと思っているからそんなものが見えるのだ。この小心者が!」 と逆に怒られた。 しかしある日、艦内の航海士が、甲板の上で座り込んで怯えきっている艦長の姿を目撃した。艦長もシュワルツを見たようだ。 「俺の船は絶対悪霊にとりつかれている・・。」 と、艦長は航海士に語った。艦長が怯えている姿が部下に見られたのはこの一件だけではない。いろんな人に何度も見られている。 だが艦長はシュワルツの噂のことを知っていても、それを自分が見ても、絶対認めようとはしなかった。逆に怯えている人間を「腰抜け」「小心者」と怒り飛ばしていた。立場上、そうせざるを得なかったのだ。 年が変わって1918年、この時U65はイギリス海峡を航行する敵の漁船や商船を撃沈する任務を命じられていた。1月21日、U65はバッテリーの充電のため浮上することになったが、充電する場所が敵国であるイギリス海軍基地にわりと近いところだったので3人が甲板に見張りに出た。 だが、甲板に出たのは3人のはずであるが甲板には4人いる。1人、へさきに立って水しぶきを浴びながらじっと海を見つめている男がいる。 こちらに背中を向けているので誰なのかは分からないが、航海士の1人がへさきにいる男に向かって叫んだ。 「何やってんだ!お前は見張りじゃないだろう!さっさと中へ戻れ!」 へさきの男が振り向いた。シュワルツだった。 3人が悲鳴を上げる。またもや出会ってしまった。悲鳴を聞きつけて艦長が甲板に出てきた。艦長も悲鳴を上げる。 シュワルツはゆっくりとこちらに向かって歩き出した。怒ったような顔をして艦長を見つめている。艦長も生きた心地がしない。だが、数メートルの近くまで歩いてきた時、シュワルツは煙のようにふっと消えてしまった。 あまりにも度々(たびたび)現れるシュワルツに全員が恐怖を感じていたが、ここは閉ざされた潜水艦の中であり、周りは海である。どうしようも出来ない。 ## ▼艦長の死とメンバーの入れ替え 数日後、U65は敵艦1隻を撃沈し、もう1隻にはかなりの打撃を与えた。逃げる敵艦を追撃しようとしたが、なぜかここで艦長がストップを命じた。もう少しでもう1隻沈められるところだったのだが、艦長は追いかけることに何を不安を感じたようだ。 そして数週間後、U65は再びブルージュの港へと帰還した。ここでいったん上陸し、U65の整備と点検を行い、必要な物資を積み込む。 全員に安堵の声が漏れる。上陸している間はシュワルツに会わずに済むからだ。乗組員たちが順々に艦を降りていっている最中、突然上空から機関砲の音が聞こえてきた。敵機だ。この港を襲撃に来たのだ。 艦長もその時にはちょうど外に出ていた。慌ててU65の中に避難しようとしたその時、敵機は爆弾を落下させた。 すぐ近くで爆発が起こり、建物の破片が艦長を直撃した。破片は艦長の首を一撃で切断し、首のない艦長の死体が転がった。他の乗組員たちは何とか無事だった。 度重なる事故や、艦内に出るシュワルツの亡霊、そして残酷な艦長の死に方に乗組員たちもパニック状態となっていた。全員がこの艦には乗りたくないと必死になって上層部に申し出た。中には本当に精神に異常をきたしているのではないかと思われる乗組員もいた。 海軍当局もこれまであったこと全ての報告を聞き、また全員があまりにも真剣に訴えるので、ようやくこの艦は本当に呪われているのではないかと考えるようになった。 しかしまだ使えるU65を廃艦にするわけにもいかない。乗組員たちの大半を入れ替えることでこの一件の対策とすることにした。精神的な症状の重い者から順に配置替えをし、U65は改めて新メンバー、新艦長によって再び戦いの海へと出航することとなった。 しかし全員が入れ替わったわけではない。中には引き続きU65の乗務を命じられた者もいた。ものすごく嫌だったろうが軍の命令に逆らうわけにもいかない。彼らの恐怖は相当のものだった。 ## ▼破滅に向かう最後の航海 1918年5月、U65はイギリス海峡からビスケー湾に向かって出航した。新メンバーによる初の出航である。 しかし不慮の事故は相変わらず続いた。出航して二日目に魚雷砲手がいきなり気が狂って暴れ始めた。仲間が取り押さえて沈静剤を打ち、いったんはおとなしくなったものの、艦が浮上している時にその魚雷砲手を気分転換にと仲間が甲板へ連れていったところ、魚雷砲手は突然甲板を走り出し、そのまま海へと飛び込んだ。 海がシケて艦が大揺れしている時に機関主任がころんで脚を骨折したり、浮上してイギリスの商船を甲板砲で攻撃している最中には、砲撃手が高波にさらわれて行方不明となったこともあった。 また、敵機と遭遇して、逃げきったと思って浮上したとたん爆撃を浴びせられるというミスもあった。 新艦長もこの艦が呪われた船だということは十分聞いていた。艦内でも不慮の事故が多いのに、この上で敵と戦闘にでもなったら、今度こそは全員が死ぬのではないか。 艦長にも乗組員にも不吉な予感が走る。U65はなるべく敵とは会わないように会わないように心掛けながら慎重に帰途についた。 ようやくゼーブルージュの基地に帰りつき、全員がほっとした。今回の任務はこれで終了し、乗組員のうちでリューマチを患(わずら)っていた男が艦を降り、入院することになった。 数日後には再びU65は新しい航海へと出ることになる。 そして次の出発を明日に控えたある日、リューマチで入院している仲間を見舞いにU65の乗組員の1人が病院を訪れた。 「明日、またU65で出発する。俺に万が一のことがあったら、これを妻に渡してくれ。」 そう言って入院している仲間に何かの包みを手渡した。 「・・分かった。」 あの艦に乗る以上、いつ死んでもおかしくない。そのことはお互いに十分分かっていた。 そして二ヶ月後の1918年7月31日、ドイツ海軍本部はU65が消息を絶ったと発表した。入院していた仲間も、病院でこのニュースを聞いた。予感はしていたが、ついにそれが現実のものとなってしまった。 U65に関しては最初は何の手がかりもなかったが、後日、敵国であるアメリカの潜水艦の艦長が海上で爆発するU65を目撃したという報告が入った。 その時、アメリカ潜水艦 L2号はアイルランド西岸をパトロール中に、偶然海上に浮かぶドイツ軍の潜水艦を発見したという。 潜望鏡で覗いて見てみると、U65という番号が確認出来た。当時アメリカとドイツは敵国同士である。すぐに攻撃体制に入った。後は艦長の魚雷発射の命令を待つだけ、という状態になった瞬間、海上のU65は突然大爆発を起こしてしまった。 攻撃前に標的が自然爆発を起こし、アメリカ側の艦長も訳が分からなかったという。 入院中の仲間もニュースや報告を聞いていたが、その中に一つ、非常に気になる部分があった。アメリカ側の艦長が最初に潜望鏡でU65を観察した時、甲板に1人の男が立っているのが見えたと言っている。 その立っていた男とはシュワルツではなかったのか。ついに全員を潜水艦ごと道づれにしたのではないのか。入院中の仲間はそう考えざるを得なかった。